さて、不妊症原因の男性側の比率は
昨年のデータで男性48%と非常に高い割合になってきています(‘_’)
そのうちの半分24%が夫婦どちらも問題を指摘されているようです。
不妊症=女性 という概念が覆されてきて、夫婦共に取り組む事が大切になってきます
一般的な男性 基準値 WHO(2010年)
精液量 1.5㎖以上
精子濃度 1㎖中に1,500万以上
総精子数 全体の3,900万以上
運動率 40%以上
全身運動率 32%以上
正常形態率 4%以上
男性の問題の90%が造精機能障害です
一般的に多いのが
・無精子症:
精液中に精子が一匹もいない状態
精巣や精巣上体に精子が確認できれば体外・顕微授精で受精が可能です
・乏精子症:
精液に精子はいるがその数が少ない状態
量に応じてタイミング法、人工・体外・顕微で受精可能です
・精子無力症:
精子の数は正常でも運動率が乏しい状態
人工・体外・顕微で受精可能です
それ以外に勃起障害、射精障害もあります
10人に1人は精子に何らかの問題が
100人に1人は無精子症と言われています
NHKの特番では6人に1人が問題ありと放送されていました!!
他に全体的なデータでは
・45歳以上では25歳未満の精子より2倍も流産リスクが増す
・着床時に受精卵が子宮内膜に入る際に、精子が大きく関わっているがその際に精子の質・
染色体が正常でないと着床できない
なども報告されています
先天的な問題ではないケースが多く(生まれつきの問題ではないという事です)
原因としては、ストレス、過労、生活習慣、運動習慣、喫煙、飲酒、食生活が上げられます
精子の数が少ない、運動率が悪いなどを指摘されている方でも上記のように
生活上で是正していくと改善されるケースも多いです(^^!!
精子も細胞の集まりです
自分の細胞をクリアにするために
・飲食する物に気を配る
・運動して代謝を上げる
・デトックスしやすい状況を作る
・しっかり休む時は体も心も休む
当たり前だけどこの当たり前が細胞自体をクリアに元気に生まれ変わらせます!!
ただ、これまでの年月で作り上げてきた体なので、負担も積もっている場合も多いのが事実です。
そこで当院では細胞レベルでよりクリアにデトックスし活性させる分子整合医学の栄養学とファスティング(断食)を用いるのです(^^
という事で、男性は
・子供が欲しいなら奥さんばかりに何か指摘するのではなく自分も精液検査を受ける
・自分に問題が指摘されなくても奥さんをフォローできるように更に精子の質を高める
パパとママのかけ算ですから、男性もそのつもりで意識改革してもらたいです(^^)
コメントを残す